感情との付き合い
今日は感情について書きたいと思います。
昔から感情を溜め込むのは良くないというのはわかっていたのですが、現代社会を生きるうえで、大人なんだから我慢しなくてはいけないだとか、相手とのこの先の関係性を考えると言いたい事も言えないとか、それって、アプローチが抑圧から来てると思うんです。我慢した所で他で誰かが被害を被るような負のエネルギーの流れでは解決にならないじゃないですか。
かといって、いつも感情剥き出しにした方がいいと言う事ではありませんし、感情を押し込めればそれが潜在意識に蓄積されていってしまうので、それもしてはいけないと思うのです。
感情については私もこういう勉強を始めた頃からずっと課題にしてきた事で、かつ、いつも悩んできた事です。
ストレスを溜めないようにする事は昔から大事にしていたので、思えば色々な方法を試してきたと思います。
でも、今の自分であれば、悩んでいる人のために記事を書けると思ったので、私が内面を綺麗にするために今まで自分で行って来たことを振り返りながら書いてみます。
私も前より成長した程度ですので気軽に読んでみてください(^^)
ステップ① 感情の発散
私は始め、感情を溜め込まない事として“感情を発散する”という事しか頭にありませんでした。
カラオケで歌うとか、お酒に酔って思考を麻痺させて嫌な気分をごまかすとか、体を思いっ切り動かすとか、ストレス発散として行っていたのはみなさんも日常で行われているようなそういった基本的な方法です。
しかし、思えばこの頃の自分は社会生活において次々にわいてくる嫌な感情と常に戦っているような感覚でした。
自分で人生を造る事ができるという理解がまだ頭に無く、嫌な事があるとすぐ人のせいにして、自分で勝手に負の感情を増幅させていたように思います。
人のせいにするという事は=自分にはどうにもできないからという思い込みがあったからです。
参考までに、仏陀の言葉にこんな言葉があります。イメージで内容を理解しているので一字一句まで正確ではないと思います。(因みに私は無宗教です。)
「怒りを抱くということは、誰かにそれを投げつけるつもりで熱い石炭を自分で持ち続けているようなもので、やけどをするのはあなた自信です。」
ステップ② 感情のコントロール
感情を発散する事は大事な事ですが、感情に支配されて次々発散してばかりいてはキリがないと思ったので、
次の段階として、自分の“感情をコントロール”する方法を学びました。
その時に学んだのはEQという心の知能指数を高める方法や、または気持ちを落ち着かせる類いのものです。
当時は文で見ると簡単すぎて、なんとなくそうなのかと捉えていた事が、実は今になってとても効果がある方法だと気づいたものもあります。
例えば、気持ちを落ち着かせるために深呼吸をする事などは、いつでもできる事だからこそ日常に流されて忘れてしまったりします。しかし、今では呼吸は瞬時に気持ちを落ち着かせたり、自律神経まで整える事ができたりと、とても重要な事がわかったので習慣づけるように行っています。
私はこの頃から、知識だけ貯えがあっても行動しなければ何も変わらないという事が自分の大きな課題になっていたので、行動力を付けるための書籍を読んで実際に色々と試してきました。当時の自分は行動力が足りない事がとてもコンプレックスでした。
私は失業していた時期があったのですが、その時期に不安になるのではなく、この時期こそが自分を変える大きなチャンスだと思ったのです。なので、そういう時こそ自分を律するべく生活のリズムを正しくし、一日中書籍を読んで勉強しました。ただ、それが苦痛ではなく、新たな発見により、少しでも自分が変われると考えるととてもワクワクして楽しかったのです。今思うと、ああいった時期がなかったら自分を見つめ直す時間がなく、日々流されてしまっていて今も何も変わらず葛藤ばかりだっただろうなと思います。立ち止まる事って本当大事です。私の本能はそれをちゃんと知っていたのだと思います。
ステップ③ 感情の解放
そして、次の段階に入ったのですが、
周りにばかり目を向けるよりも、まずは自分自身を心から好きになる事が大切だとわかってから、とにかく心を綺麗にするために色々な本を読んでは実践してきました。
そうしていると、今の自分が必要としている情報が書店や私生活の色々な所で目に入るようになってきました。
その中で、感情を“解放”するという方法がある事が分かったのです。それは、セドナメソッドという方法です。そのメソッドの中で重要なのは、“自分の感情を認める”という事なんです。感情から逃げずにしっかりと感情を感じきると感情は消える、という内容で当時の私には目からウロコの情報でした。私に大きく影響を与えてくれた書籍のひとつです。
しかも、このブログの自分を俯瞰する方法で紹介した映画「The Secret」の登場人物の一人、ヘイル・ドゥオスキン氏の著書だったのです!
ただ、当初の私にはその方法が難しく感じなかなかうまくできませんでした。
でも、感情が解放された時の感覚はちゃんと実感できる事が多いです。何も変わらない感じがしても解放が起こっている場合も多いそうです。
感情が解放されたかどうかは、身体の感覚に頼ると良いかもしれません。私の場合は、感情がうまく解放されるとあくびがでます。これは、自分の感覚でわかる事なので、逆を言えば自分にしかわからない感覚でもあります。因みにあくびが出るという反応は感情が解放された時によくある反応のようです。私はあくびが出ると解放されたのだなと思えるので気分的にも解放感があります。
私は、感情は発散と抑圧というよりも、きちんと向き合って感じてあげれば解放されるものだと思うので、きちんと耳を傾けてあげることが大事だと思います。
読んだ書籍の中で、感情を自分の子供だと思いなさいという表現がありました。
まさにその感覚だと思うのです。
感情を解放するコツ
ここで、これも私なりのやり方なのですが、感情を解放する時に使っている方法を紹介します。
イライラした時に使う方法なのですが、イライラするとお腹の辺りがムカムカってきますよね?そのムカムカした所を意識して、捕まえた!ってやるんです。そして、その感情を思いっ切り感じてみる。その感情の原因の相手がいるとしても、その人に怒りを感じるというより、その人と感情は切り離して、感情を感じるようにしてます。飽くまで対象物は感情と紐付けられただけだという認識です。
分かりづらいですかね^^;
感情を捕まえて、ちょっとその気持ちどんなのか見せなさいよ。みたいな感覚ですかね。
あらあら、こんな事一人で抱えて、私がちゃんとわかってあげるからもう大丈夫だよ。
みたいな。
上手くいけばその対象の出来事を思い出しても嫌な気持ちがなくなります。もしくは軽減されています。
その感覚ができれば成功です。
私の役目
私はこういう事を学校で勉強したわけでもないですし、博士などの称号があるわけでもありませんが、言える事はこういう世界の事って自分で体感できる人はできるし、そこに肩書きが必要かというと決してそうではなくて、私も私なりに自分で大きな効果があった事だから記事にして伝えているんです。未知の体験の話とか、信じない人は信じないでしょうけど、実際に体験している人には当たり前の世界だったりしますし。私は何故だかこういう事が自分の使命だと思ってるんです。
そういった資格があれば真っ先に取りたいのですが、まだ、時代が追い付いてきていないようで、私が話すような内容の資格などはありません。失礼しました(笑)
とにかく、私は、結果をすぐに求めず、一日ほんの1mmずつでもいいからという思いで内面磨きに励んできました。
昔の自分が見たらまるで別人格と言ってもいい程成長したと思います。
もし、今の自分が嫌いだとしても、言い換えればそれは、自分を嫌いという“気づき”があるわけです。一見、当たり前のような事を言っていますが、実は気づいている事を認識できているというのが大切なんです。その気づきが大きな一歩ですから。
今回は長文になってしまいましたが、お読みくださった方、ありがとうございますm(__)m
尚、ページも少しずつブラッシュアップしていきますので宜しくお願いします。
私が本当に良いと思った本なども紹介していきたいと思いますので参考にして頂ければ幸いです。
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